GLAY ニューアルバム【NO DEMOCRACY】ファン目線のマニアックレビュー

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遅くなりましたが、GLAYが10月2日に発売したニューアルバム【NO DEMOCRACY】のファン目目線のマニアックレビューです!

GLAYデビュー25周年のテーマは【DEMOCRACY】

GLAYは今年デビュー25周年を迎えました。今年のテーマは【DEMOCRACY】です。つまり民主主義。GLAYは今年は特に精力的に活動してきました。

例えば8月に行われたメットライフドーム公演など。今年は〈7つの公約〉を掲げ、順調に公約を果たしています。

10月に発売されたアルバムのタイトルは真逆だった

ところが、10月に発売されたアルバムのタイトルは【NO DEMOCRACY】まさに真逆だったのです。このことを初めて知った私はとても驚きました。民主主義じゃないの?と。しかし、アルバムを聴いたら、タイトルの意味が分かるようになったのです。

今回のアルバムのテーマは【言葉のアルバム】

今回のアルバムのテーマは【言葉のアルバム】です。まずはTAKUROさんが表現したいことを一本の柱としたそうです。アルバムを聴き、歌詞を見ることでこのテーマの意味も分かるようになりました。

【NO DEMOCRACY】を曲順ごとにレビュー

では、アルバム【NO DEMOCRACY】を1曲目から曲順ごとにレビューしていきます。

NO DEMOCRACY (CD+2DVD盤) [ GLAY ]
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1曲目 【REIWADEMOCRACY】(インスタ曲)

この曲は、歌詞が入っていないインスタ曲です。初めてタイトルを見たときは、令和DEMOCRACY?となりましたが、聴いていくうちにまさにアルバムのオープニングにぴったりだと感じるようになりました。とにかくギターが奏でるメロディが好きです。

とても優しい曲で、緑がたくさんある中で太陽の光が差し込んでくるような曲です。

2曲目【反省ノ色ナシ】

2曲目は作詞TAKUROさん、作曲はJIROさんです。この曲はまず一発目の歌詞に驚きました。なんと、『本日をもちまして良い人を辞めました』という言葉から始まるのです。初めて聴いたときは「え?!」と声が出ました。その後、一曲通して聴いてみると、メロディはとても優しいのに、全編通してとても歌詞が強かったです。でも、歌詞が自分に言ってるみたいでとても心に刺さりました。

だって、フリーランスになる前は、すっごく頑張って『先輩や上司の言うことを聞き、一生懸命頑張るいい人』をやっていたからです。口答えせず、本心も言わない。そんな昔の私そのものでした。

マニアックな部分で言うと、ボーカルTERUさんのサビのハモリと、JIROさんのベースライン、ベースの入り、全編を通したギターと、間奏のギターも好きです。(結局全部じゃないか!)

メンバーのラジオを聞いて、この曲の歌詞が強い理由がわかりました。現在のなんでも匿名でできてしまう時代の中で、きちんと名前と顔を出して話をしよう。ということだったのです。その通り、亀田という名前が出てきます。

また、JIROさんが話していた、デモテープの時点ではこの曲がパンクナンバーだったことにも驚きました。

3曲目 【My name is DATURA】

3曲目は、作詞作曲HISASHIさん。これまた凄いタイトル。私の名前はダチューラ。イントロのリフ(繰り返すメロディ)からガンガン攻めてきます。最初の方には、『忌み嫌われた通り名』という歌詞が出てきます。ミディアムナンバーで、TAKUROさんとHISASHIさんのギターが全編通して鳴り響く曲。TERUさんが歌っている歌詞以外のハモリの英語もしっかり意味があり、全編通して出てくる英語詞が曲に深みを増しています。

HISASHIさん独特のメロディとリズム、皮肉った歌詞、間奏のギターメロディもとても好きな曲です。ドラムの難しさも。さらに、途中で出てくる英語詞は、どんな意味を持っているのか・・・?

追記:なんと!英語詞だと思っていたら、ドイツ語でした!ひぇー!!英語だと思っていました。すみません!!

エンディングの切ない感じで終わるのも、余韻を残している感じでとても好きです。

ライブでは、この曲をバックに、11月から始まるツアーの予告映像を流したそうで、この曲はツアーでの大事な曲になりそうな予感がします。

4曲目 【Flowers Gone】

4曲目は、TAKUROさん作詞作曲の曲です。今までとは打って変わってめちゃくちゃロックというか、まさにビジュアル系?と思うような曲。

これまたメンバーのラジオを聞いて納得。この曲はGLAYがデビュー前に歌っていた曲だそう。
TAKUROさん曰く、『今なら絶っっ対書けない歌詞だし、作れない曲』だそうです。

面白いのが、HISASHIさんが当時作成したこの曲のデモテープをネットで見つけ、購入。『ネットに上がってたよ!』とニコニコしながら他メンバーに差し出す、ということが起きたそうで、本人がほかの人から購入!と他メンバーは爆笑していました。そのデモテープを元に、今のGLAYで録り直したそうです。

この曲は 確かに今のGLAYという感じではありません。ベースラインもめちゃくちゃ動いているし、ギターの鳴り方も違う。Bメロではギターだけど、ギターっぽくない音まで入っています。ただ、ライブでとっても盛り上がりそうな曲なのです!

この曲は、ビジュアル系っぽいというだけあり、コール&レスポンス(ライブではファンが叫ぶ)が多いのです。ライブではどのように盛り上がるのかとても楽しみです。

5曲目 【氷の翼】

この曲は、映画の主題歌になっています。TAKUROさん作詞作曲です。前曲とはまたガラリと変わり、バラードです。

ピアノからスタートするこの曲は、TERUさんの武器の一つである、髙い声から歌が始まります。そしてTAKUROさんの武器の1つである、女性視点の歌詞です。女性視点の歌詞をTERUさんが歌う。まさにGLAY!という曲の1つです。

途中から入ってくるギターとベース。跳ねるリズムをしっかり刻んでおり、歌っているときはTERUさんが主役になるように、ベースもギターも動きつつもしっかり支えているのがわかります。途中の間奏から出てくるトランペットもいい味出しています。

そして何よりいい味を出しているのは、TERUさんの声と、ハモリです。女性の声がハモリとして入っていて、いつもとはちょっと違っています。とてもいい曲です。

6曲目 【誰もが特別だった頃】

6曲目もTAKUROさん作詞作曲。とても明るい曲です。今回は、冬の曲。GLAYは全員函館出身ということもあり、冬の曲には吹雪とか、ドサッと重い雪、重い寒さ(例えばWinter againなど)というイメージの曲が多いですが、今回の曲はそんな感じではありません。オープニングからとても温かい感じの曲なのです。

この曲もちょっとだけ跳ねたリズムが入っていて、昔を思い出すような歌詞になっています。
ポイントになっているのはギターとTERUさんのハモリです。そしてサビで出てくるTERUさんの髙い声。間奏で出てくるサックスがまたいい!そしてベースラインも最高。

私が聴いたイメージでは、学生時代の仲間のような恋のような、一緒にいた不思議な時代を思い返している、そんな曲です。

7曲目 【ああ、無常(アルバム上はあゝ、無常)】

7曲目の『あゝ無常』は、明るい曲調で、「あゝ無情」というリフレインがあります。そう、タイトルは『無常』で、歌詞では「無情」なのです。

ファンキーな曲で、最初のイントロのコーラスからまさにファンク!という感じです。曲調は明るいのに、歌詞がすごい言葉が並んでいる。というのが今回のアルバムでは多いです。

ファンキーソングということで、ベースもファンキーを意識した、とJIROさんが話していました。

TERUさんの歌い方も他の曲とはちょっと違い、この曲が引き立っています。この曲も歌詞が強い曲の1つ。

8曲目【戦禍の子】

8曲目は戦禍の子。この曲も、とにかく歌詞が重いのです。曲調は暗いわけじゃない。でも、戦禍の子というタイトルなだけあり、戦争がある世界で生きている子供、そして虐待されている子供に向けてのメッセージソングなのです。

とにかく全体的に歌詞が重いのですが、特に重いのがサビです。愛とは何か、親とは何か、子育てって何か。子供を守るって何か。そんなことを考えてしまう曲です。

1番と2番のサビで問いかけ、最後のサビで答えている。そんな歌詞です。もし。ここで歌詞を引用したら、びっくりすると思う。そのくらい重い歌詞。是非、歌詞を読みながら聴いてみてほしいです。

歌詞についてたくさん書いてきましたが、曲の内容も凄いです。後ろで鳴っている全く違う音のギター2本が秀逸。そしてこの曲の雰囲気を決めているうちの1つが、ベースラインだと思うのです。何よりも、感情が込められた、他の曲とは違うTERUさんの歌い方。

個人的に、この曲をライブで聴いたら泣きそうです。

9曲目 【JUST FINE】(シングル曲)

9曲目はJUST FINE。これはシングル曲の1つです。TAKUROさん作詞作曲。ギターのイントロを聴くと、ロック!と思いますが、曲が始まるとめちゃくちゃポップ!この曲が発売された当時、『これぞGLAY!』とテレビで流れていましたが、まさにそういう感じです。

特にギターの音がカッコいい。それはイントロ(リフ)、間奏、ソロを含めて。ギターソロのハモリもめちゃくちゃカッコいいですよね。曲全編通して鳴っているメインギター(多分HISASHIさん)の音が秀逸なのです!

そして隠れがちですが、ベースとドラムもカッコいいんですよ!これは、ライブで聴く(見る)のが楽しみな曲です。(過去のライブでもとても盛り上がっている)

10曲目 【はじまりのうた】(シングル曲)

はじまりのうたは、TERUさん作詞作曲のとても明るくて、元気になる曲です。

イントロの壮大なイメージから、一気に明るくなる感じ、そして途中からのベースとドラム。もうこの時点でワクワクしてきます。

途中で入る英語詞は、僕は今日も止まらず歩いていく!という意味があり、まさに応援歌。ただ、誰もがそうじゃないんだ、という言葉も入っています。

この曲の武器の1つは、なんといっても、TERUさんのこれでもか!というハイトーン。自分でも歌ってみると、TERUさんがどれだけ高い声で歌っているかわかります。

武器の2つ目が他メンバーの楽器です。ベースラインも高い音を中心に作っていて、曲にぴったり!高い音でも、しっかり曲を支えています。ギターもしっかり鳴っていて、このワクワク感に一役かっています。

このTERUさんのハイトーンと高い音のベースライン、ギターと全編に入っているストリングス、ピアノはライブで映えるでしょう。ツアーが楽しみです。

11曲目 【あなたといきていく】(シングル曲)

あなたといきていく。この曲もシングル曲になります。

私がこの曲を初めて聴いたのはCDではなく、ライブでした。GLAYは、ライブで発売前の新曲を披露してくれることが多いのです。この曲を演奏した時、モニターに歌詞のテロップを出してくれました。その歌詞を見ながら生でこの曲を聴いた時、号泣したのを覚えています。

この曲の良さは、まずはギターの2人。こんなにしっかりしたバラードを、アコースティックギターではなく、エレキギターで弾き、ここまで世界を作り上げたことに最初に感動したのです。そして、曲をしっかり支えるベースとドラム。ギターとベースとドラムで歌う前から世界ができていました。また、サビの途中で入ってくるベースラインがこれまた素敵なのです。

そして一番感動したのは、歌詞とTERUさんの歌です。この曲のタイトルは【あなたといきていく】と全てひらがななのですが、それには意味があるのです。大きくいうと、この曲は恋愛と結婚する二人を歌っています。でも、それだけじゃない。

この曲には、「あなた」という言葉がたくさん出てきます。この「あなた」すべて違う意味でつかわれています。まず結婚しようとしている大切な人のあなた。その他に、祖父、祖母、母、父。すべて「あなた」と歌っているのです。結婚する二人だけはなく、家族のこと、そしてこれまでの人生のことも歌っています。

ちなみに、私の場合、特にサビのあなたをGLAYと置き換えて聴いてしまい、毎回泣きそうになってしまいます。

12曲目 【COLORS(カラーズ)】(シングル曲)

このCOLORSは、TERUさん作詞作曲のシングル曲です。テーマは『父と息子』です。オープニングはピアノとストリングス。途中から2人のギターをはじめとしたバンドが入ります。そのバンドの入り方がぴったり!

Aメロも最初はピアノとボーカルのみ。途中からベースとドラム、その後ギターが入ってきます。その入り方も、スーッと耳に入ってくる感じで、感動が倍増!

全編通して、ベースラインがくるくる変わり曲を支えています。間奏のギターが感動をグッと押し上げ、すべての楽器の入り方が絶妙という言葉がぴったり。

この曲の中で良いのが、とにかく歌詞です。TERUさんが自分とお父さんのことを歌詞にした、と話していましたが、その関係がとても素敵。TERUさん自身が父親になった今だからこそ書ける歌詞なんだと思います。このことは、TAKUROさんも話していました。この曲を聴くと、TERUさんのお父さんが浮かぶ、と。

サビのハイトーンも、まさにTERUさん!と思うような、この曲の武器の1つになっています。

この曲は、【劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん】という映画の主題歌になっていて、とっても映画にぴったりなのです!是非見てほしいので、映画の予告を貼っておきます。(GLAY公式youtubeチャンネルから)

『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』本予告

自分に置き換えて聴くと、心から家族を大事にしよう、と思えるのです。

13曲目 【愁いのPrisoner】(シングル曲)

この愁いのPrisonerもシングル曲になります。TAKUROさん作詞作曲。

イントロの最初のギターから、とても爽やかなイメージです。まさに青い空を思い浮かべるような。イントロに続いて、とても明るい曲調なのですが、歌詞はとても切ない曲なのです。でも、過去を振り返った時、こんな経験あるよね?とも思える歌詞です。

Aメロはキーボードとボーカルなのですが、途中からベースが入り、その後ギターが入ります。どの曲もそうですが、全編後ろで鳴っている裏メロというか、ギターがとにかく良いのです!そしてその間を走り回るベースラインもまさに最高!

間奏のギターのハモリと、全く個性の違う2つの音が絡み合ってまさに唯一無二の音になっています。

個人的に、ところどころ出てくる、メロディの最後の音が半音上がっているのがやるなぁ!と思うところです。

14曲目 【年号】(配信リリースされた新曲)

ラストの曲は配信リリースされた【年号】です。これもTAKUROさん作詞作曲。

私、本当にこの曲を初めて聴いた時、驚くというよりも、呆然としました。なんだこの曲!?というような。

理由は3つあり、まず1つめが、最初に聴いた時、曲調がまるっきり昔のフォークソングのようだと思ったからです。本当に申し訳ないのだけど、1人でギターを弾いて歌っているアーティストの曲のようだと思ってしまったのです。

2つめが、TERUさんの歌い方が普段と全然違ったからです。まるで巻き舌のような歌い方で、とっても驚いたのです。

3つ目が、これが一番大きな理由なのですが、この曲を初めて聴いた時、同時にミュージックビデオ(PV)を見たのですが、そのミュージックビデオがまさに度肝を抜く内容だったのです。GLAYは平成を丸々GLAYとして活動してきたのですが、GLAYの平成が詰まっている映像だ!と最初は思ったのですが、それだけじゃなかったのです。平成の間に世界中で起きたいろいろな事件の写真や動画がたくさん入っていて、この曲の歌詞と曲調のインパクトと共にガツン!と私の中に入ってきて、まさに呆然としてしまったのです。でも不思議なもので、呆然としながらも涙が出てきました。ずっとファンなので、GLAYとの思い出が蘇ってきたからです。

だけど、何度もミュージックビデオを見て、何度も曲を聴いていると、とっても大好きになりました。だって、GLAYが心を込めて、平成にありがとうを伝えている曲だから。

イントロからもう、キーボードのような音が入っていてびっくり。(ギターかもしれない)Aメロはとにかくベースとボーカルがメイン。ギターも鳴っていますが、とにかくボーカルの力が強いのです。Bメロからサビにかけて、どんどん盛り上がっていきます。

サビはギターの裏メロがボーカルの力をさらに持ち上げています。とにかく、ドラムを含めた5人の感情が全部ドン!とぶつかってくるような曲なのです。

この曲だけは、是非ミュージックビデオを見ながら曲を聴いてほしいので、GLAYの公式YouTubeチャンネルにアップされたミュージックビデオを貼っておきます。

※途中で何度か出てくる軍隊みたいな人達は、2002年に日中国交正常化30周年を記念し、北京でライブを開催した時にたくさん会場にいた憲兵さんたちです。当時、北京では大規模ライブの経験がまだ少なく、たくさんの話し合いの結果、1つの会場にたくさん人が集まるため、暴動防止のために憲兵さんがたくさん会場に配置されました。しかし、暴動どころかGLAYの曲に少しずつ会場のテンションが上がっていき、最後には大合唱が起こりました。そして、普段ほとんど笑わない憲兵さんたちが笑顔を見せたのです。高校卒業してすぐの私は、この一部始終を映像でみて、ものすごく感動したのを覚えています。

GLAY / 元号

まとめ

今回GLAYが10月2日に発売したアルバム【NO DEMOCRACY】について、1曲ずつレビューしてきました。デビュー25周年のアルバムということで、守りに入ることもできるのに、『言葉のアルバム』というテーマで新しいことに挑んでいるGLAYの底力を感じるアルバムです。

また、メンバー全員の作詞作曲した曲がバランスよく入っていて、今のGLAYがまさに一番良いんだな、と思えるアルバムでもあります。

11月9日から、このアルバムをリリース後のツアーが始まっています。このアルバムの曲を披露しつつ、HOTELGLAYというテーマがあるので、また新しいツアーになりそうです。

私は12月に地元仙台公演に2日間参加するので、その日が今からとても楽しみです。

GLAYのデビュー25周年を迎えた記念すべきアルバム【NO DEMOCRACY】是非聴いてみてくださいね!

NO DEMOCRACY (CD+2DVD盤) [ GLAY ]
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